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アメリカにて大統領選の選挙人を奪い合う選挙が行われ、共和党のドナルドトランプ氏が多くの選挙人を獲得し、次期大統領となりました。ヒラリークリントン氏の方が得票数は多かったみたいですが、アメリカの大統領選では各州で勝った候補が、その州の選挙人を総取りできる制度のため、クリントン氏はトランプ氏に破れてしまいました。とはいっても、本当に僅差ですが。

トランプ氏は、選挙期間中、かなり過激な発言を繰り返していて、イスラム教徒や移民は危険だとか、日本は卑怯だとか非難していました(関連記事:今夜決定?!アメリカ大統領選挙!)。そして、トランプ大統領に決まった後、数々の過激発言に反対する市民によってデモが起こりました。また、イスラム教徒が襲われる事件が起こり、犯人は「トランプが大統領になるから覚悟しろ」と言い残したという。


そんなトランプ氏がなぜ勝てたのでしょうか?


これと似たような事例がイギリスでもあった気がします。そう、イギリスのEU離脱の国民投票です。イギリスのEU離脱を問うた国民投票でも僅差で離脱派が勝ち、その後デモも起こっています。このアメリカとイギリスの状況は、今のグローバル社会を象徴していると言っても過言ではありません。

なぜなら、

先進国と呼ばれる、他の国より一足早く経済発展を遂げられた国々は、現在、貧富の差が拡大し、新興国や途上国が発展する状況に対してナショナリズムになる傾向があるからです。



イギリスの場合、貧富の差を移民や自由貿易などのせいにした離脱派と、若者や富裕層の残留派の論争でした。その結果、僅差で離脱派が過半数を上回り、離脱決定となりました。

アメリカの場合、貧富の差を日本やメキシコ、イスラム教徒や移民のせいにして過激発言を繰り返したトランプ氏と、オバマ政権の継承を訴えたクリントン氏の争いでしたが、僅差でトランプ氏が勝利しました。

つまり両者とも貧困層の不満によって、政治を大きく変えたということです。

そもそもグローバル化は、世界各国であらゆるものがスタンダードになっていくので、賃金も国際スタンダードにシフトしていくことになります。そうすると、「先進国だから豊か」ということが言えなくなります。今、世界で起ころうとしていることは、その序章にすぎないと思われます。

日本も他人事ではありません。

日本も近いうちに貧富の差は拡大する。そのときに不満を持つのは、「日本に生まれたから豊か」だと豊かな状況を当たり前に思っている人ではないでしょうか?イギリスのEU離脱やアメリカのトランプ大統領の誕生から学ぶことは、私たち日本人にとって最も重要なことなのかもしれませんね。



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今日11月8日の夜(日本時間11月9日昼)に、アメリカでビッグイベントが行われます。それは

アメリカ大統領選挙

正確にいうと、大統領選挙の選挙人を選ぶ選挙ですが、選挙人はあらかじめ誰に票を入れるか確定しているため、今日の夜、次期アメリカ大統領が決まるといっても過言ではありません。

今回の大統領選では、クリントン氏とトランプ氏の戦いになりましたが、支持率は二人とも40%代で接戦です。というのも、クリントン氏は政治家を長くやってきた方で、アメリカでは官僚や政治家の保守的な要素はあまり好まれないそうです。また、トランプ氏は過激発言や差別発言で問題になっていて、両者とも支持率が圧倒的に高いというわけではなさそうです。

そもそもアメリカ大統領選は、

党内で予備選を行って候補者を決め、
その後選挙活動を行い、
秋に各州での大統領選挙人の選挙を行い、
選挙人が集まって投票を行って、正式に決定する。
約1年かかる大規模なイベントである。 

んで今回の大統領選は、トランプ氏の過激発言とクリントン氏のFBIによるメール問題の捜査で、支持率の変動があったように思う。トランプ氏の発言を振り返ってみると、


Abe from Japan, who's a killer, he's great. He's already knocking the hell out of the yen, by the way, which makes it even more impossible for us to compete. And he's wining and dining her (=Caroline Kennedy), and I watch it all the time - wining and dining and just doing a number on our country.
日本の安倍、(米経済の)殺人者だが、やつはすごい。地獄の円安で、アメリカが日本と競争できないようにした。さらに、安倍は(駐日米大使の)キャロライン・ケネディを接待漬けにして(言うことを聞かせることで)、アメリカに打撃を与えた。

I was in Los Angeles two weeks ago, I'd see ships coming in from Japan -- millions and millions of cars coming in from Japan, all the time, constantly. And we give them -- what do we give them? We give them beef, and they don't want it. And it's just so imbalanced and so unfair.
日本から、何百万台もの車が、ひっきりなしに輸入されてくる。アメリカは、日本に何か買わせたか?牛肉を輸出した、だが日本は買いたがらない。これは貿易不均衡だ。

If we step back they will protect themselves very well. Remember when China… Japan used to beat China routinely in wars. You know that, right? Japan used to beat China, they routinely beat China. Why are we defending? You know the pact we have with Japan is interesting. Because if somebody attacks us, Japan does not have to help. If somebody attacks Japan, we have to help Japan.
(もし中国などが日本を攻撃したらどうするかという質問に)アメリカが一歩引いても、日本は自ら防衛できるだろう。日本は中国との戦争に勝ち続けた歴史がある。なぜ、アメリカは日本を守ってやっているのか?ご存知の通り、日米安保条約は心憎い。なぜなら、他国がアメリカを攻撃しても、日本はアメリカを助けなくてよい。なのに、他国が日本を攻撃したら、アメリカは日本を助けなければならない。

When Mexico sends its people, they're not sending the best. They're not sending you, they're sending people that have lots of problems and they're bringing those problems. They're bringing drugs, they're bringing crime. They're rapists and some, I assume, are good people.
(メキシコ移民について)メキシコは、ベストではない人々、問題があり、麻薬や犯罪を持ち込む人々を送り込んでくる。彼らは強姦魔だ、中には善良な人もいるかもしれないが。

I will build a great, great wall on our southern border, and I will have Mexico pay for that wall.
(不法移民の流入防止のために)メキシコとの国境に「万里の長城」を建設し、メキシコにその費用を払わせる。

Donald J. Trump is calling for a total and complete shutdown of Muslims entering the United States until our country's representatives can figure out what is going on.
米当局が事態を把握できるまでの間、イスラム教徒をアメリカ入国禁止にすべきだ。



ドナルド・トランプの発言・暴言・名言まとめ:米大統領選2016
http://nyaaat.hatenablog.com/entry/donald-trump-remarks-comments-quotes より引用 



かなり問題になるような発言をしていますが、トランプ氏が大統領になったとしても、これらが実現されるとはアメリカの多くの人も思っていないそうです。むしろ大統領になったらどんなことをしてくれるのか「未知数」なので、長い間政治家だったクリントン氏とは違い、「何か新しいことをしてくれそうだ」という期待はあるそうです。

とはいっても、トランプ氏もクリントン氏も支持しがたいという人たちが全体の8%いるらしいので、その8%がどちらに入れるかによって、選挙の結果が変わってきそうです。

果たしてオバマ大統領に引き継ぐ、次期アメリカ大統領はクリントン氏か?トランプ氏か?



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DEATH NOTEの映画が公開されていますが、改めて、10年前のデスノートを見てみると、当時中学生だった10年前には分からなかったことも分かるようになっていました。特に最後に夜神総一郎が息子・月にいうセリフで、


法律は完全じゃない。
それは法律を作る人も完全じゃないから

だが、

人類が正しくあろうとした積み重ねが法律だ
お前みたいに独りよがりに
人の命を奪うことなど断じて許されない。


 に込められた意味を、今になってようやく理解できました。
今の国会や政治を見ると、自分たちの政党の政策を実現するために法律を通しているイメージが強いので、法律が何のためにあるのか分からなくなっていましたが、法律は私たちが正しくあろうとしてきた結果なんだと、そう考えたとき、 いろいろと思うことが出てきました。



1.平和外交

昨年、大変話題を集めた「安全保障法案」ですが、よくある批判に「憲法違反だ!戦争法案だ」という批判があります。正しくあろうとしてきた積み重ねが法律で、その法律を取り締まるのが憲法なら、憲法も正しくあろうとしてきた結果を反映しなければなりません。ただ、憲法に反するからというだけでは、本当に正しいことなのか、正しくないことなのかの区別をつけようがありません。

常識や慣習がいつも正しいと限らないのに、憲法だけは一度も改正されていない、今の現状に矛盾を感じるのは僕だけでしょうか?



2.民法など

LGBTといったセクシュアルマイノリティを差別しない、偏見を持たないという活動が積極的に展開されているにも関わらず、民法では同性婚が認められていません。正しくあろうとすれば、セクシュアルマイノリティの価値観を認めることが正しいと思われるのですが、法律ではそうはなっていません。

他にも生活保護問題もそう。地球温暖化等の影響で、エアコンが生きる上で必要なものになってきたにも関わらず、エアコンをつけたら生活保護の受給を認めないといったことが昔ありました。「生活保護=貧民」として偏見を持っているとしか思えません。



これらは氷山の一角ですが、国会議員が正しくあろうとしていないと、法律が正しくなるわけがないですよね。というのも、最近地方議員の不正や横領が相次いで摘発されています。人類が正しくあろうとしてきた積み重ねである法律に携わる人たちに、そういう人がいるっておかしいですよね。

そもそも何が正しいかなんて後になってみないと分からないこともあり、正しくあり続けるのは難しいものです。私たちも、選挙で人を選ぶときには、 政策の善し悪しだけでなく、「この人は正しい選択ができそうか」も判断しないといけません。が、正しい選択が できるかどうかは経歴からじゃ一切分からないので、まずは私たち1人ひとりから、正しくあろうと試行錯誤しないといけないのかもしれない。



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