前向きに「諦める」とは?!――【書評】為末大著「諦める力」

為末大さんの著書「諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない~」を読了しました。初めてKindleで本を買って読んでみましたが、読んでいるときはマーカーも引けるし、文字サイズも変えられるし、快適に読書を楽しめました。ただこれまで本棚に置いてあったのが、基本的にはクラウド上に保管するようになるので、Kindleアプリを開かないと本の存在を忘れそうで怖いです。


この本を一通り読みましたが、今後の人生を考えるうえで大変刺激になりました。今回から三回に分けて、本を読んだレビューを掲載します。

まず、為末さんによると、


「諦める」という言葉の語源は「明らめる」だという。


これは漢語辞典では詳しく載っている事実だそうで、さらに本書ではこう述べている。


こうした本来の意味を知ったうえで「諦める」という言葉をあらためて見つめ直すと、こんなイメージが浮かび上がってくるのではないだろうか。「自分の才能や能力、置かれた状況などを明らかにしてよく理解し、今、この瞬間にある自分の姿を悟る」


「諦める」には「逃げ」などネガティブなイメージがあったけれど、こう解釈すれば、「諦める」とは、今後の人生で「勝つ(成功する)」ために今の状況を明らかにするという「戦略」的で前向きなイメージになります。為末さんが、このことを体験した最初の経験は、高校の陸上部で100メートルを諦めて、400メートルハードルに絞ったことだそうで、本書でもこう書かれている。


「100メートルでメダルを取るよりも、400メートルハードルのほうがずっと楽に取れるのではないか」
「100メートルを諦めたのではなく、100メートルは僕に合わなかったんだ」


100メートルの方が競技人口も多いため華があるらしく、はじめは躊躇いも会ったそうです。為末さんは、陸上の先生から身体の心配をされて、エントリーを取り消されたことが「手段を諦めた」最初の経験だったという。そして為末さんは、100メートルで上位を狙っていたのは、結局はここに行き着くのではないかと考えています。


つまりは、自分の腹の奥底にある本心を言語化することができたのである。
「勝つことを諦めたくない」


金メダルは金メダル。100メートルを諦めて400メートルに転身したことで、勝利を得たのだと為末さんは言います。身の回りのことでも、本当にしたいことは何で、そのためには今やってることを磨くのがいいのか、転身した方がいいのか、それを見極めることが勝つ、成功する上で大事なことだと思いました。


ケンフィー

「人の役に立ちたい」「人をわくわくさせたい」という想いを持ち、研究活動の傍らオウンドメディアとなる「KENFEE.COM」を立ち上げ、オンラインコンテンツを提供したり、ダブルダッチやイベント企画など多様なことに取り組んでいる。

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