人生で「勝つ」ための戦略――【書評】為末大著「諦める力」


前回に引き続き、為末大さんの「諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない~ 」を読んで、今回は本書で取り上げていた「勝つ」ことについて考えてみました。

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為末さんは、陸上の100メートルから400メートルハードルに移って金メダルをとりましたが、何かで成功するには、粘り強さ以外に、戦略だと言います。その戦略とは、勝てそうな分野を選ぶことだそうです。


人間には変えられないことのほうが多い。だからこそ、変えられないままでも戦えるフィールドを探すことが重要なのだ。
僕は、これが戦略だと思っている。


「だって、僕がこの分野に行けば有利なんだよね」


日本でこう言うと、バッシングを受けて炎上しそうですが、アメリカのある大学では、逆の考え方のようです。


アメリカのある大学の経済学部では、入学して一年経過した段階で、多いときには半数に上る学生を進級させないという。(中略)ただ、学生たちの意見はおおむね好意的だそうだ。若いうちに「あなたは経済学に向いていない」と言ってもらえることで、(中略)自分の進む道を早めに修正できるからだ。


人生は限られているので、成功したいと思えば自分が勝てる分野を探して努力すべきで、楽しみたいと思えば自分が楽しいと思えることを探して没頭すればいいのだと気づかされます。また、為末さんはイギリス人の勝ちについての考え方を取り上げ、こう述べています。


「どこで勝つか」より「何が勝ちか」をはっきりさせておくことが、自分が本当に勝ちたいフィールドでの勝利につながるのだ。


よく言われる勝ち負けは人が決めたもので、他人が思う勝ちでも、本人は幸せと思っていないケースも多いそうで、自分なりの評価基準を保つことが大切だと感じました。最後に、為末さんは最高の戦略とは何かについて、こう言及しています。


最高の戦略は努力が娯楽化することである。


これはYouTuberと呼ばれるクリエイターを見ていても分かると思います。動画編集をやったことのある人は分かると思いますが、動画編集って時間はかかるし、パソコンが重たくなればストレスだし、さすがに毎日できるものではありません。そんな作業を毎日やれるのは、動画編集が娯楽化しているからだと思われます。また為末さんが、大変な作業を楽しんでできるのは、才能だと言っているように、YouTuberたちは動画を編集する才能があると言えるでしょう。

自分が本当にやりたいことを突き詰めて、努力を努力と思わない分野を見つけて、全力で毎日を過ごして、毎日を楽しんでいきたいですね。


ケンフィー

「人の役に立ちたい」「人をわくわくさせたい」という想いを持ち、研究活動の傍らオウンドメディアとなる「KENFEE.COM」を立ち上げ、オンラインコンテンツを提供したり、ダブルダッチやイベント企画など多様なことに取り組んでいる。

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