本ブログは、過去にいただいた相談内容をもとに、その回答として作成しています。少しでも参考になれば幸いです。個別に相談したい方は、こちらから受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
SNSのアイコン画像の肖像権や著作権について教えてください
SNSのアイコン画像に関する肖像権や著作権について詳しく説明します。
肖像権とは
肖像権は、個人が自分の顔や姿が無断で撮影・公開されないように保護する権利です。日本においては明文化された法律はありませんが、判例に基づいて保護されています。
注意点
他人の顔や姿が写っている写真を無断でアイコン画像として使用することは肖像権の侵害となります。必ず本人の許可を得て使用する必要があります。
また有名人や芸能人の写真も同様に、肖像権があります。ファンアートや公式画像をアイコンとして使用する場合も、要注意です。有名人の写真を使ったアカウントでなりすまし行為していたり、詐欺行為に加担していたり、本人の名誉を毀損するようなことがあれば、詐欺罪や名誉毀損罪になりますから、肖像権侵害で訴えられなくても、余罪で申告されてしまう可能性もあります。
著作権とは
著作権は、創作者が自ら創作した作品を無断で利用されないように保護する権利です。これには写真、イラスト、デザインなどが含まれます。ただし、著作権侵害は親告罪なので、親告されると罪になりますが、親告する手間もあるので、全てが裁ききれていない状況です。
特に、団体や会社で著作権を侵害してしまうと、それに関わった商品の販売を停止させられたりと、損害を被る可能性があるので、注意が必要です。
注意点
他人が作成した写真やイラストを無断でアイコンとして使用することは著作権の侵害です。
写真などの素材が必要なら、自分で作成するか、フリー素材サイトから利用する、もしくは有料素材を購入するようにしましょう。
おすすめのフリー素材サイトはこちらです。
