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「君の名は。」を観てきました

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今話題沸騰中の「君の名は。」を見てきました。この先、ネタバレも含むので、楽しみにしたい方はここでブラウザを閉じてください。内容を知ってしまっても責任は負いかねますのでご了承ください。

君の名は。


エンドロールで溢れる涙

作品中はストーリーを追うだけで精いっぱいだったので涙がでることはなかったのですが、作品が終わってエンドロールが始まったとたんに、急に涙が溢れてきました。iPhoneを使ってコミュニケーションを取る描写が現実に起こっているかのような感じで見やすかったし、約2時間という尺の中でストーリーを簡潔させ、心にぐっとくるものを残す「君の名は。」にはハマりそうです。リピーターが多いのも納得です。



時間が重要な鍵を握る

夢の中で二人が入れ替わる、それだけだったら何も感動しなかったと思います。龍くんがみつはちゃんに会いに行ったときに時間のずれが示唆されました。「この描写すげぇ」って鳥肌が立ったのを覚えています。単に入れ替わった相手の元を訪れると思いきや実は時間がずれていたことを示唆して、龍くんの生きている時代にみつはちゃんは亡くなっていることが分かり衝撃でした。そしてそれが、その後のストーリーに大きな影響を与えるなんて思ってもみなかったです。

入れ替わっても元に戻れば、夢から覚めてしばらく経つと忘れるように、入れ替わったときのことは分からないため、入れ替わりから時間が経って、すれ違うと相手の名前すら分からなくなります。まさに「君の名は。」状態です。そして最後、そんな二人がすれ違って・・・。2時間という尺で物語の背景を描いて完結させ、さらに観客の心に何かを残す、すばらしい作品だったと思います!


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【書評】さよならインターネット

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家入一真さんの「さよならインターネット」を発売した8月10日にAmazonで購入して、少し読み進めていましたが、いろいろ期日が追われ、読み切るのがつい先日になってしまいました。

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家入さんはいじめに遭い引きこもりを経て、レンタルサーバー「Lolipop」を立ち上げ起業します。その後もインターネットサービスやカフェ経営などを次々と立ち上げ、東京都知事選でネットを駆使して戦うなど、インターネットとともに過ごしてきたといっても過言でないと思います。そんな家入さんは、スマートフォンやIoTなどでインターネットが現実にとけ込んできた今、これまでのインターネットと違う形態になっていて、これまでと同じようにインターネットを使っていたら危ないと警鐘を鳴らしています。その意味で、今までのインターネットに「さよなら」を告げ、これからのインターネットに新たに向き合っていこうというのが、本書の内容でした。

具体的には、

これまでのインターネットは日本人にとってサードプレイス(注1)になっていたけれど、現実と溶け込んでくるにつれ、インターネット上のことが現実と深く関わってくるようになって、ネット上での行動がきっかけで、現実で自分を苦しめてしまうと述べられていました。

(注1)サードプレイス
日々の責任やプレッシャーから解放される心のより所となるような場所。自宅と職場(または学校)以外の第3の居場所で、例えば人類は古代よりキリスト教やイスラム教などの宗教的建造物に1週間に1回行き、祈りを捧げてきた。これも一種のサードプレイスだと思われる。しかし現在の日本人はそこまで宗教に対して思い入れが少なく、そのためインターネット初期は第3の居場所になり得たが、今はそうはいかないのだそうだ。


さらに、これまでのインターネットは知らないことと出逢えて自分の世界が広がっていたけれど、キュレーションサービスなどでパーソナライズ化(個人に最適化すること)されて情報を手に入れるようになり、結果的に自分の世界を狭めてしまっているそうです。

この本は僕にとって、これからのインターネットに対する向き合い方を考えさせてくれるきっかけになった本でした。





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2016年の7月~9月に放送された日テレ系のドラマ「そして、誰もいなくなった」も先週で最終回を迎えましたが、視聴者からはまだ謎が残るとの指摘もあり、スペシャルドラマか映画化も騒がれています。


ざっくり内容をおさらいしておくと、

大手コンピュータシステム会社に努める優秀な研究者・藤堂新一は、ネット上に拡散された情報を削除したり置き換えたりできるソフトウェア「Miss.Erase」を開発し、仕事が順調で、さらに結婚を控えるなど天真爛漫な人生を送っていた。しかしある日、新潟で同姓同名の偽物が逮捕されたのをきっかけに、パーソナルナンバーごと人生が偽物に乗っ取られ、クレジットカードやキャッシュカードがつかえなくなり、会社から身元不明の人として追われ、公安から国家の的として疑われ、どん底に突き落とされる。信頼できる人も少しずつ消えていき、新一は「世界を孤独にする」という謎の指示に従い、同じくパーソナルナンバーを持たない4人でテロを計画することになる。それは停電爆弾を搭載したドローン爆弾で首都圏の送電系統を機能停止し、日本国政府のサーバーがシャッドダウンして自己発電に切り替わる間のわずか0.2秒のセキュリティ欠陥をねらって、Miss.Eraseを進入させるさせるというものだった。テロ当日、完璧だったはずの新一の計画だが、何者かによりドローンが新一の元に集結し、警察に囲まれて、国家反逆罪として逮捕されそうになる。しかし小山内に助けられ、小山内から藤堂真紀子(新一の母)などに関する事件の備忘録を渡される。その後、新一は母に会い、幼い頃育った家に行き、そこで真実を知ることになる。


また、脚本家の秦建日子さんのブログには最終回の直前の投稿で「明日、いったん、終わります」という記述があることから、続編があると思った人が多いみたいですが、監督のTwitterで残る謎をある程度答えていることを踏まえるとドラマで完結っぽいですね。まだドラマになっていない原作があるとかなら続編になりやすいけど、オリジナルストーリーなので、いつ完結させても自由ってことですね。




※以下に残る謎と監督さんのツイートを掲載しておきます

(Q1)小山内が日下に頼んで新一の指紋を回収していたはずなのに、日下が新一の指紋を利用するシーンしかなく、小山内の目的は何だったの?


(Q2)最後、鬼塚刑事は藤堂新一と名前を呼んでいたけど、いつパーソナルナンバーが回復したの?


(Q3)藤堂新一は日下に足を刺されたあと、すぐに警察に行ったの?


(Q4)日下がパーソナルナンバーを打ったのは「高校で家出して金に困った」って言っていたけど、小さいころから養子で、中学生のときには消息を絶っていたそうだけど、ナンバーを売った本当の目的は何?


(Q5)旧藤堂家って「掟上今日子の備忘録」にも出てなかった?


(Q6)さおりちゃんと馬場がパーソナルナンバーを持ってないのはなんで?


(Q7)西條弁護士って何者?


(Q8)第8話の最後で万紀子が2Fにいたのは誰かに手伝ってもらったの?それとも車いすが偽り?


(Q9)なぜ日下は川野瀬猛を殺したの?


(Q10)他の謎については?



このドラマで一番印象に残っているセリフがあります。

"どうしようもならないときに,
暗闇に逃げるのは簡単
悪に染まるのは簡単で,
正しく居続けることは難しい
人生の正解が簡単な方にあるとは思えない"


"悪に染まるのは簡単で
正しく居続けることは難しい
人を憎むことは簡単で
人を許すことは難しい
人は誰でも誰かを許して一緒に生きている"



最後に、このドラマで言いたかったテーマは孤独だったのではないかと思います。

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